おしの ちからって すげー!

ど新規ファンのメモランダム

24歳女が友人にボイメンを教わり興味本位で調べたらあっという間に大好きになった話。

 

 もう題名が全てなんですけど、色んな方のボイメンとの出逢いとかレポとか書かれたブログを読んで、私も自分のために備忘録的なものを残しておきたいなと思ってスマホをぽちぽちと打っています。

 個人の主観や感じたことを結構そのまんま書いてしまっているので、もし不快な表現があったり、引っ掛かる物言いをしてしまっていたらごめんなさい🙇

 また、前置きとして、私とボイメンの出会いは11/30より以前なので、田中さんについての第一印象等も書いてあります。

 

 

 ご挨拶が前後してすみません。はじめまして、こんにちは。うかと申します。

 私は彼らをきちんと知ってからまだ2ヶ月そこらの新参者というか、ボイメン新生児です。日々あらゆる媒体を漁って漁って、追いかけるのに必死です。毎日が彼らのおかげではちゃめちゃに楽しいです。

 

 生まれてこの方名古屋住みなので場所柄グループ名はよく耳にしていました。

 ですが、「名古屋出身のご当地アイドル(あえてこう書きます)で、ハンズの一画にコーナーがあるよね~」くらいの認識で、2ヶ月前まではアーティストとしての彼らに関してはまじのまじで1ミリも知識なかったです。

 10年間ひたすら走り続けていて、とっくの昔から名古屋の枠に収まらず全国に飛び立ってて、こんなにたくさんの人に愛されてるってことすら知らなかった。

 

 

 全ての始まりは今年の10月5日。友人と2人で行ったカラオケで、「本人映像があるから見てみて」とおすすめされて初めて見たのが、何を隠そう『炎・天下奪取』のMVでした。

 

 友人は今までも何度かボイメンの話題を出してくれたことがあったんですが、「へぇ~そうなんだ」みたいに毎回半分流しちゃってたんですよね。

 

 で、「まあ歌い疲れたし見てみるか~」くらいの気持ちで見せてもらったんです。

 

 テロップを最小に設定した状態で流れ始める軽快なメロディー、そして始まる……

 

 

 

いや、なんだこれ?????

 

 おじいちゃんにモンゴリアンチョップを受けて次々倒れていく男たち。場面転換して突然の銭湯。服着た人が映ったと思ったら2秒後に脱ぎ落とされるパンツ(そんなハンカチ落としみたいなことある?)。そしてコンプラできてるのかできてないのかハラハラの入浴シーン。踊り出す友人。

 

 何…………?????

 

 正直言うとこの時点で釘付けですよね。

 友人は歌わずに、メンバーが映ったら名前とかテーマカラーとかを教えてくれていたんですけど、ま~~~~頭入んなかった。初見であの次世代型はっぱ隊みたいなのを見てつっこまずにいられる方は稀有じゃないですか???

 でも、面白さなのか物珍しさなのかは分かんないんですけどなんか謎の引力があったのは確かでした。

 

 で。

 なんかこう、あの、言ってしまうと、あんまりビジュアルとかは期待してなかったんですよ。ボイメンの皆さんに。ちゃんと見たこともないのにね。そういうの良くなかったね……。反省してます。

 

 恥の上塗りと知った上で言い訳させてもらうと、彼らにいわゆる「色物」なイメージを抱いていたんです。三枚目というか。

実際今回も最初は結構「いややばいねこれwww」みたいな衝撃クリップのノリで見ていて。カラオケの本人映像なので歌声もなくて、尚更絵面のインパクトがダイレクトで襲ってきてまして。

 

 でも…でもですね……。見てるうちに、「お…?」 ってなったんですよ。

 ……この人たち、かっこいいな…?

 

 いやあの失礼な物言いをしているとは重々承知で。大浴場での一人一人の抜きとかで友人と「あーここ格好いいね」みたいな会話はしてたんですけど、後ろからライティングされてカラオケルームの大画面に映し出される彼らはめちゃめちゃキラキラで格好いい人たちでした。

 

 

 曲が終わり、「なんか…面白いね…他には何があるの?」と聞く私(今思うともうすでに手中に嵌まっている)に、友人が次にデンモクで入れてくれたのが『帆を上げろ』でした。

 

 

 え………

 せ、正統派~~~~~~!!!!!!!

(注:ボイメンMV視聴人生でまだ2つ目)

 

 いやどれが正統とかお前に何が分かるんじゃいって感じなんですけどそう思っちゃったのでそう書かせてください…。

 ていうか何人かさっきとイメージ違う?? 黄色の人と赤い人はさっきのとおんなじ感じだからわかるけど、他メンバーは何か違う…(おそらくリーダーや田中さんの髪型のせいでこう思ったのかも)。

船がモチーフなのか。デッキブラシで甲板掃除してる…こういうの楽しくて良いな。あとさっきのとは違ってちゃんとずっと服を着ている。良かった…目のやり場がある…。

 

「うちこの学ランが一番好きなんだよね」

「えっ? あ、ほんとだなんかさっきのと違う気がする」

 

 学ランに何種類もあるのかってとこ結構びっくりしたんですよ。いや普通に考えればそれはそうなんですけど。商売道具ですものね。

 でも何かそのときはそこが結構驚きポイントでした。手が込んでんなーー! と。勲章とか飾緒がついてるから海っぽくて細かい。学ラン、真っ黒なんだけどカラフルで、メンバーがわいわいしてて目が楽しかったです。この学ランが好きって言われた過去の私は「ほぉー」とか言ってたんすけど今の私ならわかるぜ、友よ。そんでもってフリがぴょこぴょこしてて元気な感じでいいなーって思いました。あとやっぱり要所要所にめちゃくちゃかっこいいとこがあるな……。

 

 あとは、『男気夢音頭』と『頭の中のフィルム』と『進化理論』を見せてもらいました。あ、『YAMATO⭐️Dancing』もだったかな…友人が踊ってた覚えがあるので(記憶のトリガーがそこ)。これらの曲のことも書いてるとやばい長さになりそうなのでちょっと割愛します。

 

 

 さて。楽しいカラオケタイムも終わって、帰宅した私は矢も盾も堪らず早速ボイメンの曲を聞き出す……ということは実はなく。1週間くらい経ってから調べたんですよね。何かきっかけがあったのかは覚えてませんけど、休みの日にふと思い立って。 「あ、そう言えば見せてもらったやつ、本当はどういう歌だったんだろう」って。カラオケだったんで結局、彼らの歌を聞いてないんですよね。だから聞いてみるかーって。

 

 当時はほんの軽い気持ちだったんです。

 

 重ためのドキュメンタリーにありそうな表現をしてしまいましたがほんとに何気なーく調べたつもりなんですよね。とりあえずYouTubeで検索してみて、見せてもらったやつどれだっけーって感じで。

 何をどういう順番で聞いたのかは正直覚えてません。ただ、気づいたらフルMVも宣伝の短尺のやつもインタビュー動画も関係なく目についたものを片っ端から見て、付いているコメントを上から下まで読んで

 

  •  赤の人の声特徴的で見つけやすい…。ルーブル美術館に飾られてそうな身体してる。凄い。
  • リーダーが金色なの名古屋っぽくて良いな~、何か強そうだし厳つめな感…ウィンクかわい!?!?!?
  • 黄色の子歌うっっっま! お顔きゅるんとしてんのにライブの観客煽りかっこよ!!!
  • テーマカラー1人だけ2色なの!? 2倍じゃん…斬新…。この人は「THE 男前!」って感じだな。そんで無口なの? 最強じゃないの。
  • 田中さんは見るたびに印象違うな! 声が素敵。てか着物姿お綺麗だなぁ、着こなしていらっしゃる…。
  • こばゆたさんめちゃお顔整っとんなー! あややの『ね~ぇ?』を地で行くお人だ…(友人は田中さん推しで仮面ライダーも好きだったのでこのおふたりは最初に名前を覚えました)。
  • 紫の人はふんわりしとるし穏やか枠かな…え? いじられキャラ? 1人だけWikipediaないの? ガチじゃん。
  • 緑の人めちゃくちゃスタイリッシュだなー! 手足長いし、それに何その魅惑ボイス! 歌もダンスもレベル高ぁ…。
  • 水色の人は振り切った変顔しがちだな? かっこつけすぎてなくて親しみやすさある。裏地に文字書いてあるのいいなー! 考えた人天才!
  • ピンクの子めちゃ可愛いらしいのにしゃべるとちゃきちゃきだ! しかもお坊ちゃんで女装枠だと!? 天は何物もを与えている…。

 

 ってひたすらきゃっきゃしてました。文字に起こすととんでもないな。

 そんなこんなで意識を取り戻したときにはボイメンのMVや動画が私のYouTubeの再生履歴と高く評価した動画リストを埋め尽くしていましたし、ネットの閲覧履歴はボイメンのインタビュー記事が一面塗り替えてましたし、休日は終わっていました。これ冗談でもなんでもないんですよ。神秘ですよね。

 そうそう、1月にナゴヤドームでライブしてたのもそこで知って……めっちゃ悔しかったですね。行きたかったなあ……。なので、次は絶っっっ対に参戦したい!

 

 

 その頃ちょうど4年くらい使ってたスマホを機種変更する予定があったんですけど、全然そんなん考えてなかったのにボイメンの曲聞きたさに音楽アプリ契約しててウケましたね。あとはなんか前機種のときは入れてなかったInstagramTikTokradikoとChuunとTVerが、なんかねー、今は入ってます。不思議。

 

 

 さておき、正直ここまで好きになるとは思ってなかったです。自分でもそうだし、件の友人からも「まさかこんなに転げ落ちていくとは思わなかった。一緒に歩んでいきたかった」とJ-POP歌詞のようなお褒めの言葉(?)をもらってます。まあでも確かに紹介された土地をマッハで耕しすぎた気はしている。 開墾楽しい。あの時MV見せてくれて本当にありがとうね!!!

 

 何でこんなにはまったかなんて単純でして。シンプルにどの曲も本当に良くって、聞いてて最っ高に楽しかったんですよ。

 耳から離れないキャッチーなメロディと、ど直球で力強かったり、王子様のようにキラキラだったり、時たま絶妙に意味を図りかねたりする歌詞と、じんわり滲む地元名古屋のエッセンス(じんわりどころかしゃびしゃびのときもあるけど)。

 最初に聞いた曲が好みに刺さると、他の曲も、他のもってもっともっと聞きたくなるじゃないですか。それで、実際他のも聞いたらそれも素敵で、次のも最高で…ってもうその時点でだいぶ好きなんですよね。そこからグループそのものや、メンバー個人にも興味が広がっていって、そうやって彼らを少しずつ少しずつ知っていくうちに「名古屋発の良くわからない集団」じゃなくて、「どんなことも全力でやりとげる人たち」っていうのが見えてきて。

 

 そんなの応援したくなるじゃないの!!!!!!!

 

 私のボイメン応援人生はまだ始まったばかりです。最高。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下、田中さんのことに触れています。

 

 好きになった当初からこういうのを書きたかったのは本当なんですけど、今回、こうやって文字に起こすことを実際にするに至ったのは、田中さんの脱退がきっかけな部分があります。なんだか凄く「残しておかなくちゃ」って思ったんです。

 11/30は、私が友人と一緒に初めてナゴヤドームのライブDVDを見た日でもありました。ずっと側で応援してきたファンの方々はあのライブでも何か違和感を覚える瞬間があったのだろうと思います。実際にSNSやブログでも、そういった内容をいくつかお見かけしました。けれど何も知らない私には、そこに立つ田中さんが最高に格好良くて眩しく見えました。それが良いことなのか悪いことなのかは判断できないけど、少なくとも私の目には、具合の悪さなんて感じさせない、ボイメンの素晴らしいメンバーの1人として映っていました。

 私がグループを好きになったときにはもう田中さんはお休みされていて、画面越しでしかパフォーマンス中のお姿を見たことがありません。でも、私が好きになったBOYS AND MENには確かに田中さんがいました。田中さんのことを除いてこのブログを書くことは、できませんでした。

 ただ、まだ日も浅いし、ぺーぺーで何も知らん奴がこのお話に触れることで傷付いてしまう人がいたらどうしようと思い、今回冒頭でも前置きをさせてもらいました。

 

 新しい道を進み始めた貴方の益々のご活躍を陰ながら祈り、また、信じています。