おしの ちからって すげー!

ど新規ファンのメモランダム

初めてボイメンのライブに行った話

 

 7割くらい書いて放置してたら年が明けてしまいました。一応このブログ名目は備忘録なので、本格的に忘れてしまう前に、ということで。

 

 

 

 

 ボイメンにはまって1ヶ月したくらいのことです。その日私は公式のTwitterで、ホールツアー追加公演の一般販売が始まったことを知りました。

 件のボイメンを布教してくれた友人はその日はどうしても行けないことが分かってたんですけど、でもひとりで行く勇気はちょっとなかった。「ひとりでグループ及び推しを摂取するのは精神の安定のためにも避けたほうが無難」ってなったので自分を追い込むために2枚購入していました。一緒に行く人を必ず何がなんでも見つけてやるぞ! という心持ちで。行かなくて後悔することはあっても行って後悔することは絶対ないな!! って断言できたので行かないという選択肢はなかった。

 

 同行してくれる友人が無事に見つかりひと安心、公式サイトでグッズを見ていた私はそこでひとつの壁にぶち当たります。

 

 

「メンバーとのハイタッチ」。

 

 

 新規なりに色々とボイメンのことを調べてはいましたし、友人とはまた別の、ボイファミの後輩から布教品を受け取ったりした際に特典会等のいわゆる「接触」と呼ばれるものがあるのは教えてもらって知っていました。知っていた上で、「私には無理だ」と確信していました。

 だって、推しと握手? 私が?? そんな畏れ多いことあるの?? 触れなくない? 無理じゃない?? 近くで推しは見たいけど近くで推しには見られたくない!!!

 ということで、特に推しに関してはそういうのはできんやろうなぁと思ってたんです。というかそもそもそういうのはリリースイベントとかファンミーティングとかでしかやってないと思ってました。

 

 

 だからまさか、物販を買うことによって無条件接触イベントが襲いくるとは思ってなかったんですよ!!

 「3,000円以上お買い上げの方お見送りハイタッチ」ってなに…! Tシャツ1枚でミッションクリアじゃない!! どうしてそんなにファンに優しい価格設定なの…!?!?

 しかもメンバーの誰かを選ぶタイプじゃなくて全員って…吉原さんもいるんじゃん…無理……では………。

 

 物欲はあるので物販を買わないという選択はなしとして、同行してくれる子にハイタッチ代行してもらうか?? でも別にその子ボイメンのファンってわけじゃないしなぁ…困らせるよなぁ…ってぐるぐる考えて、布教してくれた友人にも相談して、「情報によるとベルトコンベア式で一瞬らしいし、とりあえずせっかくなんだからハイタッチする気でいって、本当に無理そうなら同行者ちゃんに代行してもらう(貧乏性なので権利を放棄するのは勿体なく思ってしまった…)」という結論に達しました。

 

 

 

 

 ホールツアー当日、半休を取った私はセンチュリーホールに向かっていました。ちょっと入り口迷ったけどなんとか辿り着いてグッズの列に並ぶことができました。吉原さんのバンダナだけ売り切れちゃってたけど、他の欲しかったものは全部買えて幸せでした。 また次のライブの機会には推し色のグッズを入手できたら良いなぁ。

 あと、くじ引きでリーダーのサイン入りポスターが当たってめちゃくちゃ嬉しかったです。当たるものなんだ! って感動した。でもあれ直での受け取りなんですね。筒状に丸めた紙を持ってる人が何人もいらっしゃったので「あれはポスターが当たった人だな…?」って察してましたが…。当日リュックで来てて良かった…。

 

 あと「おお!」ってなったのが、開場したあと、ファンの方々がサッとメンバーのカードを掲げて交換会が行われていたことです。何て統制のとれた文化…すごい…。

 

 

 一般販売だったので、座席は安心安全の3階席だったんですけど、結論から言えばめっっっっっっっっちゃくちゃ楽しかったです!!!!!!!!!

 

まーじでなんも自慢じゃないですけど私、本当に片手で数えるくらいしか音楽ライブって行ったことなくて。その数少ない中でタオルは振り回したことあるんですけど、ペンライトは手にしたことなかったんですよね。

 だからね、生まれて初めてペンライト持って、振って、コールしてっていうのがもーーーーーーーうね、本当に本当に楽しかった!!!!!!!

 てかめっちゃ明るいんですねペンライトって! お祭りとかによくあるパキって折ると光る腕輪になるやつあるじゃないですか。あんな感じをイメージしてたんですけど、座席に着いて説明書読みながら点けたらモロに光を食らってやばかったです。数十倍明るかった。以前Twitterで有事の際の懐中電灯代わりになるみたいな内容でTLに流れてきたの見たけど、こういうことだったのかって納得しちゃいました。

 

 オープニングアクトのボイメン研究生たちは本当に元気いっぱいで、初っ端からフルスロットルかける手伝いをしてくれた感じするし、新喜劇は、開幕推しの登場で「うわ~~~!!!」ってなりました。そのあとにどんどん登場するメンバーにもテンション駄々上がりして、「生きてる!! 凄い!! 動いてる!!! ボイメンが動いて喋ってる!!!!」ってひたすら感動してました笑

 メンバーがわいわいしてるの見れてすっごい楽しかったです。

 そのあと、ライブで彼らの生の歌とダンスを見て聞いて、やっぱりめちゃくちゃテンション上がりましたね。ボイメンのパフォーマンスももちろんなんですけど、曲に合わせて揺れる色とりどりのペンライトが凄く綺麗で、なんかね、そこにも感動しちゃったんですよ。この光の一個一個が、ボイメン大好きだ!  応援してるんだ! っていう一人ひとりの思いの表れなんだって思ったら、ぐわーーーってなって。

 こんなにたくさんの光に囲まれて支えられている人たちが、素敵じゃないわけないじゃないですか。だからもうね、ボイメン好きになった自分、完全に見る目あったわって思いました。最高!!! 大正解だよ!!!!! ついてきてくれた友人も楽しんでくれたようで、もっと嬉しかった。

 

 

 新喜劇も歌も全部楽しくて大事な思い出なんですけど、すっごい強く心に残ってるのが、リーダーの「ボイメン最近好きになったとかは関係ない、これからを一緒に歩んでほしいから」っていう言葉です。

 公式動画見てコールの予習してたとしてもやっぱりそこは完璧には行かないですし、実際コールも間違えたし、振りもちょっと覚束ないし、そのときはまだ知らなかった曲もたくさん歌ってくれたし、「まだまだ修行が足りんなぁ」と思ってたのも確かで。

 

 だから、その言葉が本当に嬉しかった。

 

 正直私はボイメンにはまったことに対して、「今さらですみません」みたいなそういう思いもちょっとあって。ただこれは私の卑屈な性格の問題と、ネットの世界でたまーにある過激なにわか叩きを必要以上に恐れてしまっていただけなのでボイファミさんから何かされたとかは決して! ないです!!

 で。自分でそうやって勝手に拗らせて遠慮を抱いていたわけですけど、リーダーの一言で掬ってもらったんですよ。救うじゃなくて、掬う。新規とかそういうのを一旦置いて、私をいちファンとしての土台に掬い上げて立たせてくれたんです。メンバーの言葉は魔法ですね。リーダーに言われただけで、「今さら」なんて気持ちどっかいってしまったんです。やっぱりすげえよ。流石は黄金柱だよ。

 きっとたくさんいるんだろうなぁ、メンバーのこの言葉でポジティブになれた新規ファン! それってめっちゃ素敵だ。私がわざわざ言うまでもないんですけど、この言葉は言い続けてほしいですね。これからも。

 

 あとアンコール直ぐ始まるのビックリしたけど良いですね! 興奮が冷める前に熱量そのままでコールしていくスタンス、ボイメンっぽいな~って思いました。

 そして3階席までメンバーが来てくれれたのも衝撃でした! なんてサービス精神!! 階段!? 階段で来たの!?!? さっきまで3階とステージというまあまあ離れた距離で見てたので突然目と鼻の先に現れたリーダーと平松さんの解像度にだいぶ戸惑いました。分かっちゃいたけど生で見るとエグいくらい格好良いな…お二人ともお目目ぱっちぱちだった……。

 

 

 ホールツアーが楽しすぎたことと、終演後ハイもあってなんかもう気持ちが無敵になっていて、「今ならいけるんじゃね!?」とメンバーとハイタッチをすることにしたんですが、並び始めはもはや最初のほうに書いてたような気持ちは小さくなってたんですけど列が進むにつれだいぶ緊張が強まってましたね。とうとうメンバーがいるのが認識できる距離になって、「あ、やっぱよしときゃ良かった」と思わなかったと言ったら嘘になります笑

 同行者ちゃんに「頑張れ」と応援してもらい(同行者ちゃんはグッズ購入してないのでこの辺りで一旦分かれて先に入り口へ向かっていました)、ここまで来てしまったならもう度胸で乗り切るしかない! せめて! メンバーの顔を見て、胸を張って笑顔で「ありがとうございました!」って言おう!!

 

 

 ……って覚悟決めたはずだったんですけどね。普通に無理でしたね。

 一番始めが土田さんだったんですけど、なんか…なんかね…きらきらしてて……。そこにいたのは『ボイメン夜露死苦』のあの親しみ度MAXの決まらぬパープルではなくて、白い肌の端整な顔立ちの王子様でした…。王子は私含むファン一人ひとりに目を合わせ「ありがとね」とお言葉をくださり、私は恐る恐るその手に指だけで触れて蚊の鳴くような声で謝辞を述べることしかできませんでした。

 しかも次に立っていたのが推しの吉原さんだったことにより尚の事頭がスパークして、正直そのときの吉原さんのこと全然覚えてません。てか反射的に頭を垂れてた。

 ただ、数日前のリーダーの正直な思いのツイートを見たこともあり、「ハイタッチ全員しなきゃ」だけ必死に意識してた覚えがあります。メンバーの手しか見ない状態のまま半分くらい行ったところで「メンバー見んとか何勿体ないことしとんや!!」と突然覚醒して頑張って顔を上げてメンバーを見てハイタッチとお礼が言えました(ちゃんと言えてたかはともかく)。お陰で小林さんとリーダーと平松くんと田村さんはちゃんと顔認証出来たので…頑張ったなあのときの私…。

 最後が田村さんだったんですけど、ハイタッチのときファンの手をきゅっと握ってらして、例に漏れず私もしてもらえて、そこでめっちゃ笑ってしまった。「これが噂の!」ってなりましたね。握手会での田村さんの対応は"凄い"とは聞いてたので。ハイタッチでもこんな感じなの本当プロフェッショナルですね…。

 

 そうしてハイタッチをどうにかこうにか乗り越えた私は、とりあえず家につくなり布教してくれた友人に連絡して感想をひたすら話しました。「はちゃめちゃに楽しかった、元気出た、ハイタッチも一瞬だったからなんとか遂行出来た、でも今日の自分の動揺鑑みても握手はとてもじゃないけど無理だね~」なんて笑って話していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まさかこの1ヶ月後、初めてリリイベに参加して、推しと握手することになるとはこのとき想像もしていませんでした……。

 

 

 

推しについて

 

 

 はてなブログちゃんから「そろそろ次記事書かない?」ってメールが届いたこともあり、今回はボイメンの推しのことについて書いていこうと思います。その前にこちらをご覧ください。

 

 

 引用してるのがちょい前の月外れのツイートで申し訳ないんですけど、

かっこよすぎませんか?????????

 足なっっっっっっっが。これは確実に股下5メートルありますね。ていうかこのズボンをここまで完璧に履きこなすの吉原さんだけでしょ。一般ピーポーが着たら鯖寿司待ったなしっすよ。

 以前ギャラ100富山県回の吉原さんを見た友人が「服が似合う」って言ってて、主語でかいどころじゃなくてめっちゃ気に入ってるんですけど、まじで  彼は  服が似合う。

 吉原さんは自撮りも最の高なんですけど、このように全身がわかる他撮りもファンタスティックなので積極的に上げて頂きたい所存です。平に平に。どうか。

 

 

 

 

 

 

 さて。もはや言うまでもないんですが、推しはゆとりが生んだ風雲児こと 吉原 雅斗さんです。

 

 それこそ最初に見た『炎・天下奪取』では「緑の人斜めのキメ角度いいな」くらいの認識だったんですけど、その後色んなMVを見ているときも、何か見てしまうメンバーでした。

 でも、決定的だったのはBMCAの動画に書き込まれてるコメントでした。

 そのコメントにはその方がメンバーに抱かれている印象が書き連ねてあって、そこの吉原さんの部分に「カピバラ」とあったんです。

 たった4文字ですよ。なのに、なのに、凄い衝撃でした。そのコメント何度も読んだ。本当にね、意味分からんくらいめちゃくちゃしっくりきたんですよ。

「か、カピバラ…こんなに歌唱力があって、ダンスが巧い吉原さんが、カピバラ……そんな…え…本当だ……(?)」みたいな。(後々友人にボイメン⭐️騎士のサイトを見せてもらってカピバラネタが公式だったことで崩れ落ちました。そんなんズルい。ありがとうございます。)

 

 そこからもう本格的に吉原さんから目が離せなくなってしまいましたね~。韓国語講座も見始めて、ギャラ100も基本録画なんですけど吉原さん回はアラームかけてリアタイして、第七学園も吉原さんが出ているときはなるべくリアタイして…となったとき、すとんと理解しました。「これがいわゆる "推し" か」と。改めてみてもきっかけ謎過ぎるけど。

 お顔もスタイルも素敵なんですけど、吉原さんは本当に声が良いですよね。歌声は言わずもがな、話すときの声のトーンや抑揚の付け方なんかも含めてとても好きです。流石は良い声で世渡りしてるだけあるわ……。あと話すときとかの身振り手振りがダイナミックなのも推せる。

 

 

 

 以下超絶個人的な「何で推しが推しになったか」の自己考察? です。

 

 もともと小さな頃から緑色が一番好きな色でして、だからこそあの彩り豊かな中で目に留まりやすかったのかもしれないなんて思ってます。そこに歌声やダンスなんかの技術の高さも含めて吉原さん自身の魅力をたくさん感じて応援したい度が上がっていって、最後のひと押しが「カピバラ」だった。

 勿論私が吉原さんを推している理由は色だけではなくて、見た目も声も性格も全部引っくるめてめちゃ推せるんですけど、それは今だからこそ大声で宣言できることで、経緯的には「緑色(好きな色)」+「顔が格好いい」+「声がめちゃ良い」+「ダンス超上手い」+「めっちゃ良いキャラしてる」+エトセトラ エトセトラ……って感じで積み重ねで最強の推しになっていった感じがします。

 

 今まで服も小物も手に取るのって緑色多めで生きてきたんですけど、今回ボイメンにはまって更に吉原さんが推しになったことによってそこに結び付きが出来てしまったわけですよ。単純に気に入って持っていたものに推しと言う概念が結び付いてしまった。ただ好きな色ってだけだった様々な持ち物が、推しを想起させるものに変化したんですよね。

 ちょっと違うかもしれないんですけど、単純接触効果というか、関われば関わるほど好きになるみたいな人間の心理があるじゃないですか。そんな感じもあるかもしれないなーと。

 当然ながら好きな色だった云々なんてあくまで興味のきっかけにすぎないし、多分私は吉原さんのテーマカラーが何色でも推しになってたと思います。でも、推しのカラーが好きな色だからこそ、好きが掛け合わさった結果、凄い勢いで推しになっていったのかもしれないなぁ~なんて思ったわけです(ほんとにね、推しと理解してからは凄い勢いだった)。

 

 

 これはどうでもいい余談なんですが、ボイメンにはまってから明らかに夜更かしが増えましたね…。それまでは寝る時間が日付跨ぐことなんてあんまりなかったんですけど、テレビやらラジオやら追ってたら余裕で夜更かしですよ。でもそれでもメンバーを見れたら元気になるんだから不思議ですよね。むしろボイメンを知る前の11時とかに寝てたときより元気なんじゃないのかと思うことすらあります。まさに「おしのちから」ですね。すげー。でもなるべくゴールデンで出てほしさはある。全人類ボイメンを知ってほしい~~~。そして全人類マサト ヨシハラを推してほしい~~~(強欲)。

 

 でも、メンバーそれぞれ皆良いですよね…皆違って皆良い…結局そこに行きつく…。

24歳女が友人にボイメンを教わり興味本位で調べたらあっという間に大好きになった話。

 

 もう題名が全てなんですけど、色んな方のボイメンとの出逢いとかレポとか書かれたブログを読んで、私も自分のために備忘録的なものを残しておきたいなと思ってスマホをぽちぽちと打っています。

 個人の主観や感じたことを結構そのまんま書いてしまっているので、もし不快な表現があったり、引っ掛かる物言いをしてしまっていたらごめんなさい🙇

 また、前置きとして、私とボイメンの出会いは11/30より以前なので、田中さんについての第一印象等も書いてあります。

 

 

 ご挨拶が前後してすみません。はじめまして、こんにちは。うかと申します。

 私は彼らをきちんと知ってからまだ2ヶ月そこらの新参者というか、ボイメン新生児です。日々あらゆる媒体を漁って漁って、追いかけるのに必死です。毎日が彼らのおかげではちゃめちゃに楽しいです。

 

 生まれてこの方名古屋住みなので場所柄グループ名はよく耳にしていました。

 ですが、「名古屋出身のご当地アイドル(あえてこう書きます)で、ハンズの一画にコーナーがあるよね~」くらいの認識で、2ヶ月前まではアーティストとしての彼らに関してはまじのまじで1ミリも知識なかったです。

 10年間ひたすら走り続けていて、とっくの昔から名古屋の枠に収まらず全国に飛び立ってて、こんなにたくさんの人に愛されてるってことすら知らなかった。

 

 

 全ての始まりは今年の10月5日。友人と2人で行ったカラオケで、「本人映像があるから見てみて」とおすすめされて初めて見たのが、何を隠そう『炎・天下奪取』のMVでした。

 

 友人は今までも何度かボイメンの話題を出してくれたことがあったんですが、「へぇ~そうなんだ」みたいに毎回半分流しちゃってたんですよね。

 

 で、「まあ歌い疲れたし見てみるか~」くらいの気持ちで見せてもらったんです。

 

 テロップを最小に設定した状態で流れ始める軽快なメロディー、そして始まる……

 

 

 

いや、なんだこれ?????

 

 おじいちゃんにモンゴリアンチョップを受けて次々倒れていく男たち。場面転換して突然の銭湯。服着た人が映ったと思ったら2秒後に脱ぎ落とされるパンツ(そんなハンカチ落としみたいなことある?)。そしてコンプラできてるのかできてないのかハラハラの入浴シーン。踊り出す友人。

 

 何…………?????

 

 正直言うとこの時点で釘付けですよね。

 友人は歌わずに、メンバーが映ったら名前とかテーマカラーとかを教えてくれていたんですけど、ま~~~~頭入んなかった。初見であの次世代型はっぱ隊みたいなのを見てつっこまずにいられる方は稀有じゃないですか???

 でも、面白さなのか物珍しさなのかは分かんないんですけどなんか謎の引力があったのは確かでした。

 

 で。

 なんかこう、あの、言ってしまうと、あんまりビジュアルとかは期待してなかったんですよ。ボイメンの皆さんに。ちゃんと見たこともないのにね。そういうの良くなかったね……。反省してます。

 

 恥の上塗りと知った上で言い訳させてもらうと、彼らにいわゆる「色物」なイメージを抱いていたんです。三枚目というか。

実際今回も最初は結構「いややばいねこれwww」みたいな衝撃クリップのノリで見ていて。カラオケの本人映像なので歌声もなくて、尚更絵面のインパクトがダイレクトで襲ってきてまして。

 

 でも…でもですね……。見てるうちに、「お…?」 ってなったんですよ。

 ……この人たち、かっこいいな…?

 

 いやあの失礼な物言いをしているとは重々承知で。大浴場での一人一人の抜きとかで友人と「あーここ格好いいね」みたいな会話はしてたんですけど、後ろからライティングされてカラオケルームの大画面に映し出される彼らはめちゃめちゃキラキラで格好いい人たちでした。

 

 

 曲が終わり、「なんか…面白いね…他には何があるの?」と聞く私(今思うともうすでに手中に嵌まっている)に、友人が次にデンモクで入れてくれたのが『帆を上げろ』でした。

 

 

 え………

 せ、正統派~~~~~~!!!!!!!

(注:ボイメンMV視聴人生でまだ2つ目)

 

 いやどれが正統とかお前に何が分かるんじゃいって感じなんですけどそう思っちゃったのでそう書かせてください…。

 ていうか何人かさっきとイメージ違う?? 黄色の人と赤い人はさっきのとおんなじ感じだからわかるけど、他メンバーは何か違う…(おそらくリーダーや田中さんの髪型のせいでこう思ったのかも)。

船がモチーフなのか。デッキブラシで甲板掃除してる…こういうの楽しくて良いな。あとさっきのとは違ってちゃんとずっと服を着ている。良かった…目のやり場がある…。

 

「うちこの学ランが一番好きなんだよね」

「えっ? あ、ほんとだなんかさっきのと違う気がする」

 

 学ランに何種類もあるのかってとこ結構びっくりしたんですよ。いや普通に考えればそれはそうなんですけど。商売道具ですものね。

 でも何かそのときはそこが結構驚きポイントでした。手が込んでんなーー! と。勲章とか飾緒がついてるから海っぽくて細かい。学ラン、真っ黒なんだけどカラフルで、メンバーがわいわいしてて目が楽しかったです。この学ランが好きって言われた過去の私は「ほぉー」とか言ってたんすけど今の私ならわかるぜ、友よ。そんでもってフリがぴょこぴょこしてて元気な感じでいいなーって思いました。あとやっぱり要所要所にめちゃくちゃかっこいいとこがあるな……。

 

 あとは、『男気夢音頭』と『頭の中のフィルム』と『進化理論』を見せてもらいました。あ、『YAMATO⭐️Dancing』もだったかな…友人が踊ってた覚えがあるので(記憶のトリガーがそこ)。これらの曲のことも書いてるとやばい長さになりそうなのでちょっと割愛します。

 

 

 さて。楽しいカラオケタイムも終わって、帰宅した私は矢も盾も堪らず早速ボイメンの曲を聞き出す……ということは実はなく。1週間くらい経ってから調べたんですよね。何かきっかけがあったのかは覚えてませんけど、休みの日にふと思い立って。 「あ、そう言えば見せてもらったやつ、本当はどういう歌だったんだろう」って。カラオケだったんで結局、彼らの歌を聞いてないんですよね。だから聞いてみるかーって。

 

 当時はほんの軽い気持ちだったんです。

 

 重ためのドキュメンタリーにありそうな表現をしてしまいましたがほんとに何気なーく調べたつもりなんですよね。とりあえずYouTubeで検索してみて、見せてもらったやつどれだっけーって感じで。

 何をどういう順番で聞いたのかは正直覚えてません。ただ、気づいたらフルMVも宣伝の短尺のやつもインタビュー動画も関係なく目についたものを片っ端から見て、付いているコメントを上から下まで読んで

 

  •  赤の人の声特徴的で見つけやすい…。ルーブル美術館に飾られてそうな身体してる。凄い。
  • リーダーが金色なの名古屋っぽくて良いな~、何か強そうだし厳つめな感…ウィンクかわい!?!?!?
  • 黄色の子歌うっっっま! お顔きゅるんとしてんのにライブの観客煽りかっこよ!!!
  • テーマカラー1人だけ2色なの!? 2倍じゃん…斬新…。この人は「THE 男前!」って感じだな。そんで無口なの? 最強じゃないの。
  • 田中さんは見るたびに印象違うな! 声が素敵。てか着物姿お綺麗だなぁ、着こなしていらっしゃる…。
  • こばゆたさんめちゃお顔整っとんなー! あややの『ね~ぇ?』を地で行くお人だ…(友人は田中さん推しで仮面ライダーも好きだったのでこのおふたりは最初に名前を覚えました)。
  • 紫の人はふんわりしとるし穏やか枠かな…え? いじられキャラ? 1人だけWikipediaないの? ガチじゃん。
  • 緑の人めちゃくちゃスタイリッシュだなー! 手足長いし、それに何その魅惑ボイス! 歌もダンスもレベル高ぁ…。
  • 水色の人は振り切った変顔しがちだな? かっこつけすぎてなくて親しみやすさある。裏地に文字書いてあるのいいなー! 考えた人天才!
  • ピンクの子めちゃ可愛いらしいのにしゃべるとちゃきちゃきだ! しかもお坊ちゃんで女装枠だと!? 天は何物もを与えている…。

 

 ってひたすらきゃっきゃしてました。文字に起こすととんでもないな。

 そんなこんなで意識を取り戻したときにはボイメンのMVや動画が私のYouTubeの再生履歴と高く評価した動画リストを埋め尽くしていましたし、ネットの閲覧履歴はボイメンのインタビュー記事が一面塗り替えてましたし、休日は終わっていました。これ冗談でもなんでもないんですよ。神秘ですよね。

 そうそう、1月にナゴヤドームでライブしてたのもそこで知って……めっちゃ悔しかったですね。行きたかったなあ……。なので、次は絶っっっ対に参戦したい!

 

 

 その頃ちょうど4年くらい使ってたスマホを機種変更する予定があったんですけど、全然そんなん考えてなかったのにボイメンの曲聞きたさに音楽アプリ契約しててウケましたね。あとはなんか前機種のときは入れてなかったInstagramTikTokradikoとChuunとTVerが、なんかねー、今は入ってます。不思議。

 

 

 さておき、正直ここまで好きになるとは思ってなかったです。自分でもそうだし、件の友人からも「まさかこんなに転げ落ちていくとは思わなかった。一緒に歩んでいきたかった」とJ-POP歌詞のようなお褒めの言葉(?)をもらってます。まあでも確かに紹介された土地をマッハで耕しすぎた気はしている。 開墾楽しい。あの時MV見せてくれて本当にありがとうね!!!

 

 何でこんなにはまったかなんて単純でして。シンプルにどの曲も本当に良くって、聞いてて最っ高に楽しかったんですよ。

 耳から離れないキャッチーなメロディと、ど直球で力強かったり、王子様のようにキラキラだったり、時たま絶妙に意味を図りかねたりする歌詞と、じんわり滲む地元名古屋のエッセンス(じんわりどころかしゃびしゃびのときもあるけど)。

 最初に聞いた曲が好みに刺さると、他の曲も、他のもってもっともっと聞きたくなるじゃないですか。それで、実際他のも聞いたらそれも素敵で、次のも最高で…ってもうその時点でだいぶ好きなんですよね。そこからグループそのものや、メンバー個人にも興味が広がっていって、そうやって彼らを少しずつ少しずつ知っていくうちに「名古屋発の良くわからない集団」じゃなくて、「どんなことも全力でやりとげる人たち」っていうのが見えてきて。

 

 そんなの応援したくなるじゃないの!!!!!!!

 

 私のボイメン応援人生はまだ始まったばかりです。最高。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下、田中さんのことに触れています。

 

 好きになった当初からこういうのを書きたかったのは本当なんですけど、今回、こうやって文字に起こすことを実際にするに至ったのは、田中さんの脱退がきっかけな部分があります。なんだか凄く「残しておかなくちゃ」って思ったんです。

 11/30は、私が友人と一緒に初めてナゴヤドームのライブDVDを見た日でもありました。ずっと側で応援してきたファンの方々はあのライブでも何か違和感を覚える瞬間があったのだろうと思います。実際にSNSやブログでも、そういった内容をいくつかお見かけしました。けれど何も知らない私には、そこに立つ田中さんが最高に格好良くて眩しく見えました。それが良いことなのか悪いことなのかは判断できないけど、少なくとも私の目には、具合の悪さなんて感じさせない、ボイメンの素晴らしいメンバーの1人として映っていました。

 私がグループを好きになったときにはもう田中さんはお休みされていて、画面越しでしかパフォーマンス中のお姿を見たことがありません。でも、私が好きになったBOYS AND MENには確かに田中さんがいました。田中さんのことを除いてこのブログを書くことは、できませんでした。

 ただ、まだ日も浅いし、ぺーぺーで何も知らん奴がこのお話に触れることで傷付いてしまう人がいたらどうしようと思い、今回冒頭でも前置きをさせてもらいました。

 

 新しい道を進み始めた貴方の益々のご活躍を陰ながら祈り、また、信じています。